占星術における水星の逆行説と太陽フレアの恐ろしさ

今年(2025年)は、最大規模の太陽フレアが発生する年だそうです。

太陽フレアについては後述しますが、まず、占星術における、水星の逆光説について書き進めたいと思います。

水星の逆行と太陽フレアの問題(事象の類似性について)

1.占星術における水星の逆光について
2.水星の逆光説を統計的に検証した人はいるのか
3.私たちは自分の信じたいことを信じる傾向がある
4.太陽フレアの問題の深刻さ(水星の逆光との事象の類似性)
5.それでも私が西洋占星術を学び続ける理由について

1.占星術における水星の逆光について

水星が本当に逆行することはありません。

詳細を書く知識はありませんが、地球から見ると、水星が逆行しているように見えるのだそうです。

そして、水星の逆行については、占星術においては大変重要視されています。

それは、水星が象徴する事柄に対して、異変が起こるからです。

では、占星術において水星が逆行すると、どのような事が起こるか書き進めましょう。 

まず、水星が象徴する事柄について書き示します。

・知性
・コミュニケーション
・情報
・通信、機械、交通
・交渉・契約
等を示します。

そして、占星術において水星が逆行している期間は、水星の象徴する事柄に異変が起こるという期間なのです。

具体的には
・コミュニケーションの行き違いや誤解が生じる
・早とちり、聞き間違い
・連絡の行き違い
・交通機関の遅延(電車が遅れる等)
・通信の不具合、通信システムの故障(スマホがつながらない等)

また、水星の逆光中の注意事項としては

・交渉・契約は急がない(可能であれば、逆行期間が終わるまで待つ)
・通信に関するものは(例:PC)、故障する予測もあり、購入しない方が良い
・判断は慎重に、安請け合いはしないこと
等が言われています。

そして、水星の逆光は年に数回起こります。

2025年の水星の逆行期間は3回。
期間は以下の通り。

a. 3月15日~4月7日
b. 7月18日~8月11日
c. 11月9日~11月29日

2025年の水星の逆光の期間は上述に関することには注意しましょう。

これが、西洋占星術からの教えです。

2.水星の逆光説を統計的に検証した人はいるのか

さて、水星の逆行期間に起こる様々な現象。

これらを、統計において証明した人はいるのでしょうか?

西洋占星術においては統計云々は考慮せず、水星の逆光について説かれているのではないでしょうか?

そして、占星術を学んでいない方に、「今は水星が逆行しているから交通機関の遅延には気をつけて、早めに出かけましょう」。

上述のようなことを、占星術及び水星の逆光について知らない人に説いても、「この人、おかしい人じゃないの」と思われるでしょう。

占星術、占いの世界とは、このようなものだと思います。

仮に、交通機関の遅延が水星の逆光中起こる可能性が高いと主張されても、水星の順行中でも、交通機関の遅延は起こるでしょう。

国土交通省の調査によると、2021年の交通機関の遅延は、6410件。
この遅延件数は、水星の逆光期間に集中しているのでしょうか?

また、金融機関(他業界においても)の大規模なシステム障害。
この原因は、海外からのサイバー攻撃が原因であることが多々あります。

水星の逆行期間中は、サイバー攻撃が増えるのでしょうか?

因果関係は不明です。

さらに、契約に関して書かせて頂きますと。

今の社会の時間速度は速く、早い者勝ちの現象が多々存在します。

例えば、5000万で家を買いたい人が、占星術師に、「今は水星の逆光期間中、可能であれば、契約は逆行が終わってからの方が良いと思います」。
と、アドバイスを受ける。

しかし、残念ながら、良質な物件はすぐに売れてしまいます。

それは、私たちが常にネットでチェック、早い者勝ちの選択購買の可能性をみているからです。

しかし、これでは、家を買いたかった人の、夢を潰すことになりかねません。

いかがでしょうか?

水星の逆光説、注意はすべきことかもしれませんが、

信じる、信じないかは、あなたのご判断で・・・。

3.私たちは自分の信じたいことを信じる傾向がある

私たち人間は、自分の信じたいことを信じる傾向があります。

その為、信じるに値する根拠を探すことでしょう。

水星の逆行説。

西洋占星術の先生方なら、この説を信じ抜かれるかもしれません。

しかし、水星が逆行していようが、順行であろうが、社会においては、同様の事態は多々起こっています。

水星の逆光を信じたい方からすると、逆行期間中に、注意すべき水星の逆光期間中の現象が起こると、その事実にスポットを当て、水星逆光の事態証明の論拠として語られると思いますが

しかし、水星が逆行していない時期に、水星が逆行しているような事が起こっても、そこにスポットが当たることはなく、その事実は意識認識されていないようです。

自分が信じたいものを信じる傾向。

これは、占星術の世界のみではなく、人間、人類全体のクセのようなものです。

私たちのクセを認識しましょう。

私たちの物事の認識機能には一種のフィルターがかかっていることが多いのです。

私たちは、自身のフィルターを通して、物事を認識していることが多々あるのです。

私もその1人であることは間違いありません。

4.太陽フレアの問題の深刻さ(水星の逆行との事象の類似性)

2025年は、太陽フレアが多発する時代と言われています。

まず、太陽フレアとは何でしょうか?

私は科学に疎く、詳細を詳しく書く知識はありませんが、

太陽フレアとは、太陽の表面にある黒点付近で発生する爆発現象のことです。
太陽の活動が活発なときに発生しやすいと言われています。

太陽フレアが発生すると、大量のプラズマが太陽の磁場に沿って宇宙空間へ放出される「コロナ質量放出」という現象が伴います。

この現象によって放出されたプラズマは、地球に到達すると地磁気嵐(磁気嵐)を引き起こし、様々な影響を与える可能性があります。

地磁気嵐(磁気嵐)が発生すると、通信障害やGPSの誤差拡大、人工衛星、電力網などの社会的インフラに様々な障害を及ぼす可能性があります。

過去最大であった太陽フレアは、1859年に発生。
そして、今年、最大級の太陽フレアが発生すると予想されています。

それでは、具体的に起こりうる可能性(障害)としては

・GPSの測位の誤差拡大
・通信衛星や放送衛星などの障害
・変圧器の故障による電力供給の停止
・警察無線、消防無線、列車無線等、すべての通信のつながりにくさ
・Wi-Fiなどの無線通信のつながりにくさ(携帯電話サービスの一部停止)
・テレビの受信が出来なくなる時期がある
・FM放送の大規模な雑音発生
・カーナビゲーションシステムの正常な機能の停止
・航空機や船舶の運航見合わせ、ドローンの衝突
等々。

以上、太陽フレアによる障害と影響について上述しました。

実は、太陽フレアによるシステム障害は、水星の逆光期間中に起こる、システム障害と事象が重なっています。

2025年、太陽フレアによるシステムトラブル、異常現象が起こった場合、それが、水星の逆行期間と重なっていた場合、占星術においては、事態原因の解釈は難しいかもしれません。

私が今回、水星の逆行説と、太陽フレアの問題を並記記述した理由は、占星術に対する疑問からかもしれません。

私自身、西洋占星術を学習していますが、どうしても受け取れない教えがあります。

自分が納得出来ない占星術の教えは、受け取らなければいいだけのことでしょうが。

それから、水星の逆光と違い、太陽フレアが脳や体に影響を及ぼすことはないと言われています。

したがって、太陽フレアにおいて、コミュニケーションの行き違い等の現象は起こらない。

尚、太陽フレアについての記述は、GoogleAIのGeminiとの対話により情報を得ました。

したがって、出典元については不明です。

5.それでも私が西洋占星術を学び続ける理由について

さて、西洋占星術。
占い。
占星術には占星術としての理論は存在します。

しかし、私は現実的かつ理論的な人間です。
したがって、占星術の理論に対して、納得出来ない時もあります。

それでも、私は西洋占星術を学び続けます。

それは、自分の生まれ持っての性格、気質、エネルギーの流れ、行動特徴(無意識であったことも含む)について、誕生時の天体の配置(ネイタルチャート)、ホロスコープの解析が、見事に私自身を示していると得心しているからです。

この、ネイタルチャートをカウンセリングに活用しないのはもったいない。
西洋占星術におけるネイタルチャートを心理カウンセリングに取り入れたい。

そして、西洋占星術は運気を示すことも出来ます。

運気、運勢を示すことは、人生において大変重要な意味があります。

最も重要な意味としては、運気、運勢の良い時、時期を知ることは、その時期に合わせて、何かをしようとする、目標設定が出来るからです。

人間にとって、生きる意味を考えるうえにおいて、人生における目標設定は重要です。

それが、心理職として、生きる意味、人生の活性化をもたらすと考えているからです。

そのためにも、私はこれからも自己の内的矛盾を少々感じながらも、西洋占星術を学びます。

西洋占星術、魅力溢れる世界観。

5000年以上引き継がれている西洋占星術。

その英知、私はまだまだ、理解不十分なのでしょう。

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