星座占いを行わない理由と、私が西洋占星術を専門にする理由

星座占いの人気の理由

Index
1.誰もが知っている「自分の星座」
2.「統計」から考える星座占いの矛盾
3.私が西洋占星術に魅了された理由

1.誰もが知っている「自分の星座」

街中で見かける雑誌やテレビの占いコーナー。
その多くは星座占いですよね。

誰もが自分の生まれた月日を知っていて、それがどの星座にあたるのかを把握しているからこそ、多くの人に親しまれています。

血液型占いも同じく、自分の血液型はみんなが知っているからこそ人気があるのでしょう。
自分の個性や運勢が、身近な情報から読み解けると知れば、誰でも興味を惹かれます。

「今日の運勢」、「今月の流れ」といった星座占いの記事を読んで、「自分のことが書いてある」と感じる親近感こそが、星座占いの人気の秘密なのかもしれません。

2.「統計」から考える星座占いの矛盾

しかし、私は星座占いに対して、少し違和感を持っています。

日本の人口は、約1億2000万人。1
2星座で単純に割ると、ひとつの星座に約1000万人が該当することになります。

果たして、この1000万人全員が、同じ運勢をたどるでしょうか?

たとえば、「12年に一度の幸運期」と書かれていても、その星座の全員が幸運な1年を過ごすとは考えにくいですよね。

もちろん、占いに科学的な根拠を求めるのはナンセンスです。

私が専門とする西洋占星術も同様に、個人の性格やエネルギーの流れを読み解くためのツールであり、科学的な証明はできません。

だからこそ、星座占いは「当たる・当たらない」と深刻に考えるのではなく、日々の楽しみのひとつとして、軽い気持ちで受け止めるのが良いのかもしれません。

3.私が西洋占星術に魅了された理由

では、なぜ私が西洋占星術を専門としているのか?

それは、私が心理カウンセリングからこの世界に入ったことに深く関係しています。

元々、占いに興味があったわけではありません。
心理カウンセラーとしてクライアントの方と向き合う中で、その方の個性や潜在的な可能性をより深く理解したいと考えるようになりました。

そこで出会ったのが、生まれた瞬間の星の配置図であるネイタルチャート(出生図)です。
これは、その人一人ひとりに固有のもので、12星座のカテゴリーに分けられるものではありません。

西洋占星術は、一人ひとりの個性や人生の流れを丁寧に読み解くための、非常に精緻なツールです。
私は、このツールを心理カウンセリングと組み合わせることで、より深く、その方の人生をサポートしたいと考えています。

そのため、大勢に向けたメッセージである「星座占い」ではなく、個別の運勢を読み解く「西洋占星術」を専門としています。

ご興味をお持ちいただけましたら、ぜひご自身のネイタルチャートについて、一度お話ししてみませんか?

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